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Northernforceイベント オンライン参加リポート
目次
- はじめに
- Dreamforce 2024イベントレポート
- 登壇者による座談会
- イベント現地会場の様子
- おわりに
はじめに
こんにちは、広報担当の小川です!
先日、キットアライブ社員が運営するエンジニアコミュニティ「northernforce」のイベントに参加してきました!
Dreamforce2024に参加した弊社社員が、現地の雰囲気やそこで得た学びについて報告します。クラウドソリューション部から、岸上さん、中居さん、栄木さんの3名が登壇しました。
本イベントはオンラインおよびキットアライブ本社のハイブリッドで開催され、私はオンラインで参加しましたよ!
Dreamforce 2024イベントレポート
岸上さんによる発表
コンサドーレ札幌のサポーターである岸上さんは、コンサユニフォームで登壇していました!発表では、旅程や現地イベントの概要、Dreamforceに参加する際に準備しておくべきこと、などについて語っていました。
コンサのユニフォームを着て登壇する岸上さん
- 旅程およびイベント概要について
Dreamforceの本番は9月17日から19日までの3日間です。岸上さんをはじめとするキットアライブ社員は9月16日に日本を出発し、9月20日に帰国するという旅程でイベントに参加しました。
Dreamforceの初日である17日の夜には、セールスフォース・ジャパン主催の「Japan Night」に参加したようです。このイベントでは、日本からDreamforceに参加しているさまざまな企業の方々が集まり、立食パーティーを通じて交流を深めました。
18日の「Dreamfest」では、P!NKやImagine Dragonsといった海外の著名アーティストがライブパフォーマンスを披露し、会場は大いに盛り上がったようですよ!
イベント会場ってこんなに大きいんですね!
- 参加したセッションについて
岸上さんは発表の中で、Salesforceの創業者であるマーク・ベニオフ氏による基調講演の内容について触れていました。AIの第3の波として位置づけられる「Agentforce」の機能や、その機能を活用した「AIアシスタントによるデモンストレーション」の様子を解説してくれました。
また、本基調講演では、Agentforceを上手く活用するためにはデータの蓄積が重要であるため、「DataCloudがより正確なAIエージェントを支える役割を担う」ということが語られていたようです。
他にも、岸上さんは、ディベロッパー向けのデモセッションをはじめとするテクニカルなものから、X JAPANのYOSHIKIさんがアメリカの国家AIアドバイザーとディスカッションを行う講演など、幅広いセッションに参加していました。
発表の終盤では、Dreamforceに参加する際に準備しておくべきことについて、次のように語っていました。
岸上さん 英語ができなくても現地では何とかなりますが、全く分からないのでは多少厳しいと感じました。英語が出来た方がセッションの内容なども深く理解できますし、現地で会う方々ともコミュニケーションを取れるので、できるに越したことは無いかと思います。
実際に、「翻訳アプリがあるからどうにかなるかな」と思っていましたが、急に海外の方から声を掛けられると、アプリを起動する時間もなくコミュニケーションが始まってしまったため、聞き取れた英単語から推察して、何とか対応していました。単語レベルでも良いので、多少は事前に英語学習を進めていた方が良いと思います!
中居さんによる発表
中居さんからは、「録画配信されないセッション」や「現地での参加者同士のコミュニケーション」をはじめとした、現地に行ったからこそ感じられたDreamforceの魅力について発表がありました。
現地では、AgentforceやData Cloudに関するTrailheadに取り組む機会があったり、ハンズオンのセッションもあったようです。参加者には、Salesforceのグッズがプレゼントされました。
他にも、コミュニティの運営者が集い、「コミュニティ運営に関するTipsやナレッジ」について情報交換を行う場である「Meetup」に参加したり、朝の6時から参加者と一緒にサンフランシスコの海岸沿いを走る「FunRun」というイベントにも参加したようです。非常にアクティブな動きですよね!
Fun Run(朝方はまだ暗いみたいです)
また、サンフランシスコでは自動運転タクシーサービスである「Waymo」が一般開放されており、実際に乗車してみた様子などについても語っていました。
Waymoによる自動運転の様子
中居さんの発表を通じ、「Dreamforceには現地でしか得られない貴重な体験が詰まっている」ということを強く感じました。イベント規模の大きさや世界中から集まる参加者の多さは他に類を見ないものがありますし、海外の方々と交流できることは非常に貴重な体験だと思います。
加えて、食文化やインフラの整備状況なども日本とは異なるため、現地での体験は単なる情報収集やネットワーキングに留まらず、参加者の新たな視野を広げてくれる良い機会となっているのだなと感じました。
栄木さんによる発表
栄木さんは昨年に続き、2度目のDreamforceへの参加でした。2024年度のSalesforce MVPに選出された栄木さんは、今年のDreamforceでは「MVPだけが招待されるイベント」に参加したようです。また、日頃からコミュニティを運営されていることから、コミュニティ関連のものを含む、さまざまなイベントに参加していました。
発表では、SalesforceのMVPおよびDreamforceに複数回参加された方ならではの視点で、現地をより楽しむためのアドバイスをしてくれました。
Dreamforceにおける栄木さんの動き
9/16から9/19の期間においては、連日コミュニティや製品関連のイベントに参加していました。朝食会やブランチ会などもあったため、参加者同士でコミュニケーションを取る良い機会になったそうです!
Salesforce MVPのイベント
Women in Techのイベント
このようにさまざまな交流イベントに参加された栄木さんは、「Dreamforceに参加する前の情報収集が重要である」と語っていました。もちろん、Dreamforce現地で使用するスマホアプリにもイベント情報は掲載されていますが、そこには載っていない情報も多くあるようです。
イベント情報の入手方法としては、次の方法を挙げていました。
- Trailblazer Communityの製品のグループ
- SalesblazerやServiceblazerのSlack
- SalesforceMVPやCommunity Leaderであれば専用のSlack
また、これからDreamforceへ参加する方へのアドバイスとして、次のように話していました。
栄木さん 現地の雰囲気を楽しむことが大切であり、「何か話さなければ!」と深く考える必要は無いと思います。もし英語に自信が無いとしても、1人で行くのではなくて仲間を連れて行けば問題ないですし、普段なかなか触れ合うことのない海外の人たちと交流することで、日本との共通点や違いを感じられる貴重な機会になると思います。
登壇者による座談会
このパートでは、トークテーマに沿って、登壇者が座談会形式でお話いたしました。
──Dreamforceでの喜怒哀楽エピソードがあれば教えてください。
栄木さん イベントの開催期間中に入場パスを無くしました。再発行には500ドルかかるので泣く泣く諦めました。
──Dreamforceに参加する前後でどのような変化がありましたか。
中居さん 現地での海外の方との交流を通じて、自分のコミュニケーションスタイルがフランクになり、アメリカナイズされたように感じます。また、もっと大雑把でも良いんだと考えるようになりました。今後は、大胆さと細やかさをあわせ持ちながら、仕事を進めていきたいと思います。
──改めて、今後Dreamforceに参加してみたい方へのメッセージをお願いします。
中居さん 日頃から準備しておくことが重要だと思います。Dreamforceに限らず、良い話が舞い込んできたタイミングだけ頑張るのではなくて、日頃から努力し準備しておき、その姿を周りに見てもらっていたからこそ、今回のDreamforceに参加させていただくことができたと思います。
岸上さん 日々の業務におけるチャレンジの積み重ねの結果、Dreamforceに行くことができたと感じています。事前にSalesforceを深く知っておくことや英語学習を進めておくことで、このイベントから持ち帰れるものが増えると思います。
栄木さん DreamforceはSalesforceに関わる人には一度は行って欲しいと思います。1つの製品で、これだけ多くの人数が集まるイベントの凄さを体感できますし、Salesforceをもっと好きになれると思います。
パートナー企業の方については、会社として参加枠を用意してもらえる場合があるので、積極的に手を挙げて欲しいと思います。事業会社の方については、「事業の発展やSalesforceをもっと使い倒すため」という目線で社内に提案を行い、上司や上の方々を巻き込むと良いと思います。何よりも熱い思いを伝えることが大切だと思います。
イベント現地会場の様子
イベントの現地会場であるキットアライブ本社では、ドリンクとスナックが提供され、参加者はリラックスした雰囲気で、発表に耳を傾けていました。
東京にいらっしゃる栄木さんはオンライン参加でした。
第一部のイベントレポートが終了した後は、現地のみで第二部が開催されました。第二部では、Salesforceのマスコットの名前当てクイズが行われ、正解者にはSalesforceグッズのぬいぐるみや帽子などがプレゼントされたようですよ!
現地参加者で集合写真!
おわりに
今回はnorthernforceのイベントについてリポートさせていただきました。皆さんにもSalesforceの最新情報やDreamforceの現地の魅力が伝わっていますと幸いです。
これからもさまざまなコミュニティの活動に参加し、その内容をご紹介させていただきたいと思います!
引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。
この記事を書いた人
小川大和
株式会社キットアライブ 管理部広報担当
映像制作会社、熱波師、公務員を経て2024年にキットアライブに入社。北海道の大自然を撮影するため、ドローンやGoProを片手に出掛けることが大好き。落語もたまに聞きます。
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