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2024.08.02 HRイベントレポート

第一弾!「自己理解~自社理解~顧客理解研修」受講リポート

目次

  • はじめに
  • 研修の目的
  • 講師紹介
  • Miroを初めて触ってみた
  • 研修内容
  • おわりに

はじめに

7月上旬より、キットアライブの社内研修として「自己理解~自社理解~顧客理解研修」がスタートしました!
本研修は4日間に分けて実施され、今回は前半2日分の研修の様子をご紹介させていただきます!

 

研修の目的

本研修では、自身および自社について理解し、それによって、顧客が求めることに対する理解を深めます。最終的には、自らの力でプロジェクトの進行や提案を実施することができる人材となることが目的です!

 

講師紹介

研修講師は、ModelistのCEOである呉縞 慶一さんです!呉縞さんは、2018年に㈱セールスフォース・ドットコムへ入社し、プリセールスエンジニアとしてお客様の課題解決をご支援されていました。現在はModelistにて、営業、エンジニア向けの人材育成、企業DX支援の顧問事業等を行っておられます。

呉縞さんは、なんと、日本最大級の営業大会である「S1グランプリ」の2023年優勝者なんですよね!!

ModelistのCEO 呉縞 慶一さん

 

研修では、ご自身のご経験やエピソードに絡めながら、方法論やマインドセットを教えていただきました!どのお話もロジカルで分かりやすく、かつ、それを達成するための呉縞さんの行動力が凄まじく、学ばせていただく点が非常に多くありました!!

 

Miroを初めて触ってみた

研修はMiroというオンラインホワイトボードサービスを使って行われました。イメージとしては、webページ上に無限大のキャンバスがあり、そこに講義資料が1枚ずつ並べられていると考えてください。この空間では自由に文字や図形などを書き込むことができます。

Miroを使った講義資料より

 

今回、私は初めてMiroを触ってみましたが、Miroを使うとここまで研修が楽しくなるのかと感動しましたよ!!

Miroには付箋を貼る機能があり、好きな場所に自分のコメントを残すことが出来ます。

呉縞さんからは、「へぇー」「すごい!」といったレベルの感想から、「ここはこう感じた」という具体的な感想まで、何でもいいのでとにかく資料をガシガシに汚すくらいの勢いで付箋を貼って欲しい!!という説明を受けました。

Miroを使った講義資料より

 

また、Miroには投票機能などもあり、他の社員の回答で良いと思ったものや共感したものに投票し、受講者が何に関心を持ったかをリアルタイムで確認することができます。

Miroを使った講義資料より

 

Miroを使った研修では、1つのスライド毎に講義の中の気づきや感想を複数人で付箋に書き出すことができるため、他の社員の頭の中を覗き込むような体験ができました!それによって、学びの量や解釈の角度が広がり、今までに無い学習体験ができたと感じています!!

加えて、講義中はどんどん付箋を使ってアウトプットすることを求められるため、学んだ知識が頭に定着し易くなるといったメリットもあると感じました!

今まで自分が受講してきた研修は、パワポ資料の説明をただただ座って聞く形式が多かったため、Miroを使った研修と比較すると、双方向性や参加者の一体感を感じられる内容では無かったように感じています。

 

研修内容

前半2日間の研修では、次のことを学びました。

  • なぜ自己理解を行う必要があるのか
  • 自社のゴールと自身のゴールの紐付けの重要性
  • 顧客理解のためにはまずは自社理解から(他者理解の前に自分の理解)
  • バウンダリースパナー人材について

一つずつ振り返りたいと思います。

 

・なぜ自己理解を行う必要があるのか

研修では、「自己理解シート」を活用し、自分の経歴や価値観、競争優位性などを書き出しました。

小川の自己理解シート

 

この作業の狙いは、自分が本当にやりたいこと、つまり、内発的動機(Will)を理解し、高いエネルギーを持って自走で仕事に取り組めるようになることです。

自己理解シートの作成は、研修1日目の終了後、2日目までの宿題として課されました。自身のシートを作成するだけでなく、他の社員のシートを見て、気になった項目にコメントすることを通じて、その人のバックグラウンドや価値観、その人が本当にやりたいことに対する理解が深まったと感じています。

日頃仲良くさせていただいている社員さんでも、その人の経歴やどのような思いで働いているのか、という部分は今までなかなか聞くことが無かったので、とても貴重な機会だったと感じています。

 

・自社のゴールと自身のゴールの紐付けの重要性

自分の部署のKPIと他部署や社長が掲げるKPIを確認し、どのように他部署とコラボレーションすることが出来るか、自分はどんなことをやりたいのか、ということを検討しました。

その上で、自分のやりたい業務が会社(社長の嘉屋さん)のゴールとどのように関連するか、ということをワークの中で考えました。

今までは、他部署や社長のKPIをしっかりと聞く機会が無かったので、自分がどのような行動を取れば会社の役に立てるのかという視点をより具体的に知るための良いきっかけになったと思います。

 

・顧客理解のためにはまずは自社理解から

お客様を理解するためには、まずは自分の会社を理解する必要があります。受講者は複数のグループに分かれ、協力してweb上に散らばる情報をかき集め、自社に対する理解を深めました。

このグループワークを行うと、まだ知らなかった自社の情報や特徴を知ることができ、じゃあこれって他社ではどうなっているんだろうと、自然に考えるようになったと感じています。

また、検索してもどうしても出てこない情報は、社長の嘉屋さんに直接質問しても良いというルールだったため、日頃は聞けないかなり突っ込んだ質問も挙がりましたよ!

グループワークの様子

 

・バウンダリー・スパナー人材について

まったく異なるカルチャーを持つ複数の領域を経験している人のことを「境界(バウンダリー)をまたぐ(スパン)人」という意味で、「バウンダリー・スパナー」と呼ぶそうです。

呉縞さん曰く、お客さんの意思決定層は多くの業務知識をまたぐような仕事をしているのにも関わらず、提案する側には自分の業務領域しか話せず、隣接領域については話せない人が多いようでした。

2日目は呉縞さんが札幌本社まで来てくださいました。

 

第一線で活躍している人は、自分がカバーする知識の範囲が広く、バウンダリー・スパナーの特性を持った人ばかりなので、私たちも所属しているチームや組織だけでなく、組織間を繋ぐアクションが取れる人材を目指す必要がある、ということを教えていただきました。

私は広報として、他部署へ貢献できる部分がまだまだあると感じましたし、社外とのコラボレーションも積極的に行えるようになりたいと思いました!

 

おわりに

今回は4日間にわたる「自己理解~自社理解~顧客理解研修」の内、2日分の研修内容について、ご紹介させていただきました。次回以降の研修では、顧客理解や価値ある提案を行う方法について学びます。

 

引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。

 

この記事を書いた人

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小川大和

小川大和

株式会社キットアライブ 管理部広報担当
映像制作会社、熱波師、公務員を経て2024年にキットアライブに入社。北海道の大自然を撮影するため、ドローンやGoProを片手に出掛けることが大好き。落語もたまに聞きます。

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