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非エンジニア広報による超解釈!「Salesforce Data Cloud」
目次
- はじめに
- 「何かすごい話だ」ということは理解できた
- Data Cloudに関する動画を視聴してみた
- Data Cloudの便利なところ
- 活用する上で考えるべきこと
- まとめ
はじめに
こんにちは、広報担当の小川です。
社員がリモートと出社のハイブリッドで働く弊社では、2週間に1度、全社員が参加する定例のWeb会議(通称:昼会)を開催しており、社長からの情報共有や社員による案件紹介などを実施しております。
昼会に参加する小川
今回は昼会にて社長からお話のあった、「Salesforce Data Cloud」についてお話いたします。
「何かすごい話だ」ということは理解できた
昼会にて、社長である嘉屋さんから「Salesforce Data Cloud」というサービスについてお話いただきました。
聞くところによると、とんでもなく便利なサービスのようで、嘉屋さん曰く「夢のような世界だ」とのことでした。
「これから皆さんを夢の世界に連れていきます」と語る嘉屋社長
嘉屋さん データ収集をする際にスキーマの設計は不要です。何故ならコネクタをGUIで操作することになるからルートが出来るんですよ。
嘉屋さん データ統合については、Muleとかでよく見ると思うんですが、元データをData Cloudのどの項目につないでマッピングするのか、ということがマウスのドラッグアンドドロップで出来るんですね。
嘉屋さん つまり、Data Cloudではあらゆるソースから情報を収集し、それらを統合することが可能であり、そのデータを活用してデータ分析を行うことで、インテリジェンスを得られる、という話ですね。
小川 ・・・なんかすごい話だ、ってのは分かった!!
私は今年の4月にキットアライブに入社いたしました。IT業界自体が未経験であったため、知識がまだまだ不十分。嘉屋さんがおっしゃっていることを一度聞くだけでは理解できませんでした。
少しでも社長のお話を理解したいと考えた私は、YouTubeにアップロードされているData Cloudに関する動画を視聴することにしました。
Data Cloudに関する動画を視聴してみた
私が視聴した動画はYouTubeにアップされている「Data Cloud Consultant Certification Bootcamp」です!
この動画は全12日間をかけて、DataCloudの基礎的な内容を学ぶためのキャンプであり、Data Cloudについて学びたい人や、Data Cloudコンサルタントの資格を取得したい人が受講するものです。
なお、講義資料や音声が英語であったため、YouTubeの字幕をONにし、分からない単語はDeepLを使って翻訳して理解するよう努めました。
Data Cloudの便利なところ
Data Cloudには便利な機能が3つあります。それは、「情報収集」「情報の統合」「情報の活用」です。
1つ目の「情報収集」についてですが、SalesforceのようなCRM(顧客関係管理ツール)やクラウドストレージ(AmazonS3、GoogleCloud、Microsoft Azure)、データレイク(Snowflake、Google BigQuery)、モバイル、webなどといった様々な情報源からの情報収集が可能になります。
本来であれば、データには様々な形式があるため、異なる情報を一緒に活用するためには非常に手間のかかる作業が必要でした。
しかしながら、Data Cloudを使うことにより、取り込んだデータをData Cloud内のデータモデル(住所、名前、メールアドレス、顧客IDなど)と紐づけすることができ、異なる情報を同じ土俵で考えることが可能になります。
これは、Data Cloudが様々なデータのハブとしての役割を担っていることを示しています。
2つ目の「情報の統合」についてです。
かつては、複数の情報源から集めたデータを並べ、「あのデータとこのデータは同じ人のものである」といった風に、ある個人を同一人物だと認識するのが非常に大変だったようです。
しかし、Data Cloudを使うことで、簡単に同一人物の認識が可能となり、統合された1つのアカウントを形成することが可能となりました。
「Salesforceの中にある情報」や「クラウドストレージサービスの中にある情報」、「このサイトに何回アクセスしたか?といった情報」までも、ルールを定めることによって、1つに情報を統合することができます。
ルールの考え方は大きく2つあります。1つ目が「マッチングルール」といい、「顧客ID・名前・電話番号・メールアドレス・アクセス頻度」などといった情報から同一人物を割り出すために使います。2つ目が「調整ルール」といい、「マッチングルールをどの程度の正確さで行うか」ということを決め、不要な情報をふるいにかけます。
小川 この機能が1番すごい!便利すぎる!!より多くの情報源を活用し、そこからさらに信頼度の高い情報へと統合・昇華させる機能があるなんて驚き!!
なお、ここで注意しなければならない点として、情報の古いデータを取り込んでしまうと、統合されたデータが劣化したものになってしまいます。そのため、データソースの品質管理が非常に重要であると言えます。
3つ目の「情報の活用」についてです。
統合したデータはどのように活用することが出来るのでしょうか。Data Cloudを使うことによって、統合したデータを用いたより緻密な市場分析、個人に適したより良い顧客体験の提供、AIの力を借りた更なる知見の獲得が可能になります。
例えば、「札幌市に住む30歳男性」のように統合されたアカウントをセグメントに分けたり、収集した情報や得られた知見をもとに行動ルールを決め、お客様に「メールを送る」「Slackでメッセージを送る」「画面上に通知が出るようにする」ということも実現可能になります。
活用する上で考えるべきこと
ここまでの説明で、Data Cloudの利便性についてお伝えいたしました。
Data Cloudを使うことによって、私たちがより細かなデータを扱えるようになり、活用できるデータがリッチになったことがご理解いただけたと思います。
では、Data Cloudをお客様に使っていただくためには、私たちはどのような事を考えれば良いのでしょうか。
その答えは、次の3つの質問に答えることにより明らかに出来るようです。
1 どんなデータを収集すべきか
2 どのようにデータを統合し、そのデータからどんな知見が得られれば良いか
3 どんな行動を起こすべきか、そして、それは何故か
これらの考え方は、今後、Data Cloudを活用していく上で、重要な問いになりそうですね。
まとめ
YouTube動画を視聴したことにより、社長がおっしゃっていた「Data Cloud」の利便性について、理解のレベルが上がったように感じます。
Data Cloudがさまざまな情報のハブとなり、より細かなデータまで活用できるようになったことが分かりました。
小川 Data Cloudはサービスを利用する企業側だけでなく、顧客を含めた双方を「夢の世界」へと導くものだったのですね!!
今回は、昼会における社長からの情報共有を機に、Salesforceに関する勉強を進めることが出来ました。
これからも本ブログを通じ、Data CloudやSalesforce全般に関する情報を発信していきたいと思います!
引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。
この記事を書いた人
小川大和
株式会社キットアライブ 管理部広報担当
映像制作会社、熱波師、公務員を経て2024年にキットアライブに入社。北海道の大自然を撮影するため、ドローンやGoProを片手に出掛けることが大好き。落語もたまに聞きます。
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