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10月入社社員の社内研修の様子をお届けします。
目次
- はじめに
- キットアライブにおける研修の様子
- 新入社員インタビュー
- おわりに
はじめに
こんにちは、広報担当の小川です。
10月に入社した新入社員は、基礎研修を終え、1月からはキットアライブの社内研修に参加しました!
この期間には、Salesforceに関する基本的な知識やビジネスマンとして必要なスキルを身につけます。今回も、研修およびインタビューの様子をご紹介させていただきます。
キットアライブにおける研修の内容
社内研修では、Salesforceに関する基礎的な知識に関するものだけでなく、先輩社員の働き方やエンジニア的思考方法など、幅広い内容の講義や研修を行いました。
また、Trailheadを使った研修や基本的なマナーやキャリアに関する研修も実施しました。
研修の最後には、企業に対して模擬提案を行うケーススタディを実施しましたよ!新入社員の2人は、「ある企業が抱える課題」に対し、Salesforceを活用した解決策を提案します。
発表後には、メンターや先輩社員からのフィードバックがあり、活発なディスカッションが行われました。
新入社員のコメント
〇白石さんへのインタビュー
───社内研修を通じて、苦労した点を教えてください。
二人で模擬提案の準備を行ったため、初めは互いに異なる方向性の意見を出し合うこともあり、落としどころを見つけることに苦労しました。私たちのタイプが真逆だったことも影響し、方向性を揃えるだけで予想以上に時間がかかってしまったように感じます。
───社内研修を通じて、特に学びになったことを教えてください。
お客様の業務内容をしっかりと理解することの重要性を実感しました。提案をする際は、つい機能説明に終始してしまいがちですが、お客様の業務全体を把握し、Salesforceがどこで、どのように役立つのかを具体的に伝える必要があることを学びました。
───模擬提案における工夫点を教えてください。
質疑応答の際には、言葉を濁すことなく根拠をしっかりと示しながら、明確に回答することを意識しました。
───基礎研修で学んだことが、今回の社内研修にどのように活きていますか。
成果報告会の経験そのものがかなり活きていると思います。人前で話すことは、回数を重ねていくうちに自然と慣れていくものだと思いますが、今日までに何度も発表を経験したことが、自信に繋がっていると思います。
───今後の抱負をお聞かせください。
初めのうちは、知識や経験が浅いことをむしろ強みとして活かしていきたいと思っています。知識が浅いということは、Salesforceを知らないお客様と目線が近いということでもあるので、その目線を活かして意見を伝えていきたいと考えています。
また、技術や機能に関する知識については、ひたすらに勉強し、しっかりと身につけたいと思っています。ただし、覚えたての頃はどうしても説明に終始してしまいがちになるため、そのパターンに陥らないよう気を付ける必要があると感じています。
具体的には、機能を覚える際に、お客様の業務の中でどのように使われていく機能なのか、といったことを合わせて覚えていきたいと思います。
〇土田さんへのインタビュー
───社内研修を通じて、楽しかった点や苦労した点を教えてください。
模擬提案の準備では、Salesforceの環境を自由に触ることができ、これまで学んできた知識を実務にどう活かすかということを実感することができました。
Salesforceの学習コンテンツであるTrailheadを通じ、基本的な機能について学んできたものの、実際にそれらをお客様の業務にどのように役立てるかはイメージしきれなかったのですが、触って試すうちに知識が実務に結びついていったと感じています。
一方で、最も苦労したのは業界や業務に関する理解と、それに基づく想像力を高めることでした。
お客様の業界や業務、立ち位置やトレンドなどを理解することがより良いサービスを提供するためには不可欠であるため、まずは自身で調べ学び、お話を伺うことで知識を深め、それでも足りない部分については想像力で補う必要があると学びました。
───社内研修を通じて、特に学びになったことを教えてください。
さまざまな視点を知ることができた点が大きな学びとなりました。
模擬提案では、ついエンジニア目線で開発に取り組み、機能面に意識が向くことが多くなってしまいましたが、私たちの役割はあくまでお客様の業務をより良くするためのサポートです。
お客様の立場に立ち、プレイヤー、マネージャー、経営層それぞれがどのようなニーズを持っているのかをしっかりと考え、それにどう貢献できるかを一つ一つ丁寧に想像することの重要性を改めて実感しました。
───模擬提案における工夫点を教えてください。
Saleforceを使うメリットについてよく考えました。
今回は、各拠点で異なるフォーマットを使用して情報を管理している企業を想定し、提案を行いました。この企業は、複数のフォーマットが存在するため、情報の集約や分析が難しくなっている状況であるため、Salesforceを導入することで、これらの情報を一元管理するという提案を行いました。
提案にあたっては「既存のシステムにはできないが、Salesforceの導入により実現できること」についても、十分に検討しました。
───基礎研修で学んだことが、今回の社内研修にどのように活きていますか。
Salesforceにてさまざまな操作を行う際に使用するApexという言語が、Javaに似ている言語であったため、基礎研修で学んだJavaの知識が大いに役立ちました。
また、プログラミング言語に関する知識以外の点で言うと、質問の仕方についても役に立ったと感じています。今回は先輩方に多く助けていただきましたが、質問をする際には「①最終的に何を達成したいのか」「 ②そのためにどんな問題があるのか 」「③具体的に何を質問したいのか」という順番で整理して伺いました。
この方法は、自分なりに問題を整理する助けにもなり、前提を共有することでスムーズに進められたと感じています。今後は、より端的に質問をする方法や、より的確な答えを引き出せる聞き方をさらに模索していきたいと思っています。
───今後の抱負をお聞かせください。
無事にチーム配属が決まって安心しました。まずはSalesforceやApex言語の知識を身に付け、業界や業種、業務についての理解を深めながら、少しずつできることを増やしていきたいと考えています。
最初はテストやフローといったタスクを担当する予定ですが、そのような業務を行う際も、常に「この作業が全体のどこに関わってくるのだろう?」「お客様のお仕事にどのように役立つのだろうか?」という視点を持ちながら取り組んでいきたいと思います。業務に対する緊張感もありますが、これから本格的に携わっていくことがとても楽しみです!
おわりに
インタビューの中でも触れられていましたが、二名の新入社員配属チームが決定しました!
これから二人は各チームの案件に加わり、実際の業務を通じて経験を積んでいきます。今後の活躍が楽しみですね!!
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
小川大和
株式会社キットアライブ 管理部広報担当
映像制作会社、熱波師、公務員を経て2024年にキットアライブに入社。北海道の大自然を撮影するため、ドローンやGoProを片手に出掛けることが大好き。落語もたまに聞きます。
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